まずは棚卸

自分らしく生きるためにまずは自分の棚卸をしてみるブログです

ズル休み?

今日息子は幼稚園をズル休みしている。

 

以前不安でいっぱいだった時、

ズル休みは絶対にさせてはいけないと考えていた。

ズル休みが癖になったら大変だ、と心配していた。

 

でも、本当は休みたい日がある気持ちもわかる、

それを受け入れてあげたい、と思う自分もいた。

 

その相反する気持ちの葛藤で、

半ば無理やり行かせても、根負けして休ませても、

どっちにしても罪悪感でいっぱいだった。

 

休ませた時は、自分も仕事があるのに、

相手をしてあげなきゃ、と仕事は後回しにして相手をしたり、

どうしてもやらなければならない仕事がある時はすごくイライラしたり、

とにかく精神的にきつかった。

 

この頃は夫に頼ることができていなかったので、

全部自分でやらなきゃ!といっぱいいっぱいになっていたと思う。

 

昨日は午前中は習い事、午後は公園に行こうと計画していた。

しかし、朝、突然肩が痛いと大泣き。

見た目は腫れてもいないし、事故?の現場は誰も見ていないし、

泣き方もやたら大げさだし、ちょっとウソかな、と思った。

でも、ウソをついてでも泣きたいしゆっくりしたい気持ちなのかな、と受け取った。

 

そこで、習い事はお休みの電話をし、公園の予定もなしにして、

お家でゆっくりした。

お休みの日だし、わたしも夫も一緒に遊んだりゲームしたり、

とても楽しく過ごした。

でも、肩が痛いという状況を前提としているので、

大好きなお相撲や戦いごっこはなし。

ウソは見逃すけど、ウソをつけばなんでも許される、

と学習させるのは良くない。

ウソをついたら、ウソをついたなりの結果を与えれば良いのだ。

それは、お説教をしたりイライラする気分をぶつけることではなくて、

肩が痛い=治るようにゆっくりしていてね、と穏やかに伝えればよい。

 

HSPの、

 

・ルールを守る真面目さ

・ウソを見抜ける&見過ごすのが苦手なところ

・完璧主義

(仕事もちゃんとしなきゃだし、休んでる子どもの相手もちゃんとしなきゃ!)

 

が、子どものズル休み対応を困難にしている、と昨日の1件で理解した。

 

で、今朝。

まだ、肩が痛い、幼稚園は休みたい、と言い出した。

ここで、わたしの中のHSPがめっちゃ顔を出してくる。

 

・ウソっぽく感じる

・幼稚園は毎日行くルール

・今日は仕事だから、休まれると仕事に集中できない

 

正直昨日見逃したんだから、今日は行ってくれよ、と正直思った。

 

だが、わたし1人で判断することはない。

我が家には親がもう1人いる。

そこで、夫に聞いてみたところ、

「具合悪いんでしょ?だったら、いいんじゃない?」

 

ふむ、わたしと全然違う、なんの葛藤もなさそうだ。

まぁ、これでズル休みが癖になったら共同責任という安心感を得たので、

すっきりズル休みさせよう、という決心がついた。

 

 

以前は幼稚園を休んだ時は、仕事をセーブしてお相手していたが、

今日は何を言われても、

「そうだね~、やってあげたい気持ちはあるんだけどね~、

お母さん今日はお仕事だからできないんだ~、ごめんね~。」

「肩が痛くて幼稚園お休みしてるから、横になって体を休めてね~。」

「お話してくれてありがとうね~、お母さんお仕事中だから、

休憩時間にきくね~。」

などと伝えて過ごしている。

 

そんなこと言って言うこと聞くのか?!

どうせバタバタ走り回ったり遊んだりするのでは?!

と予想していたが、ちゃんとソファーに横になっている。

もちろんテレビもなし。

こんなことが可能だったのか…と驚いている。

 

HSPはウソをつくこと自体が苦手な人が多いし、

周りの人に気分よくいてほしいと常に思っている人が多いと思うので、

ウソを見過ごしつつ、本当は少しは一緒に遊べるのにお相手しなかったり、

息子が退屈そうにしているのをほっておくことに抵抗感がある。

が、これで良かったのだ、

と息子の退屈はしつつも落ち着いた様子を見ていると感じる。

こっちから見たらウソっぽくても、

本人はやはりなかなかの本気なのかもしれない。

そう考えると「休みたい。」という気持ちを受け止めてよかったと思う。

 

今日は仕事に余裕がある日なので、

本当は幼稚園の間は自分の時間に使いたかったが仕方ない。

誰かのブログでも読んで無理やり忙しくしよう(笑)