感情を入れずはっきり言う
「それは良くない」と言葉を発するとき、
”良くないんだから、やめるべき、なんでそんなことするの!”という感情が発生していたと思う。
自分の幼少期は非常に抑圧されて育てられており、
よく「いい加減にしろ!」という言葉を投げつけられてきたわけだが、
正直いい加減にしろと言われるほどやってないんですけど…、という不満が、
ずっと言えずに心に残っていた。
しかし、自分の子供にはそう接すまいとは頭で思っていても、
それ以外の対応を知らないので、どうしてよいかわからない。
怒らないことはなんとかできても、”良くないんだから、やめろ”という強い感情が、
発する言葉に乗ってしまう。
どうしても、1回注意(どころか何回も注意)してるんだから、
いい加減にしてくれ、とわたしも思ってしまう脳みそにしっかり育ってしまっていた。
でも、どこかで「子育ては1000回伝えること」という情報を目にして、
なるほどな、と思った。
1回でできるようにさせようとしなくていいんだ、
結果は子どもが出すものであって、わたしはコントールできない。
わたしができるのは伝えるところまで。
だから、わたしが伝えよう、伝えたいと決めたことは、
何回でも伝える。
それだけなのだ。
1回で結果を出してもらおうと思わなくなった。
まだ、1000回伝えてないしな、と自分でつっこめるようになった。
なので、今まで1回でなんとか伝えようと、
強い感情を込めてくどくなりつつやたら怖い顔で伝えていたことが、
1/1000のエネルギーで伝えられるようになった。
これから、1000回伝えると思ったら、
毎回毎回全力出してられないからね(笑)
あー、わたしが小さい時は、
ホント失敗が許されない時代だったんだなー。
家が機能不全だったのもあるし、
良く頑張ってきたわ、抱きしめるわ。
大学の同期と先日お茶したんだが、
程度の差はあれ、
みんな同じように自分がされてきたことと、
自分が子どもにしたいことの理想と現実のギャップに困難さを感じてた。
でも、きっとそれを乗り越えた先に、
更に最高の人生が待っているんだと思う。
前向きにいっくぞ~!!!